アバフェルディ12年

アバフェルディ12年

アバフェルディ12年 40°
Aberfeldy 12-year-old 40%
香り:B
味 :B
入手:A
総合:B

2023年話題の1本

今回のレビューは去年何かと話題になったこの一本です。因みに、元々私の大好きな銘柄ですね。このアバフェルディはウイスキー好きでなければ知られてはおらず、知名度の低い銘柄で知る人ぞ知る銘酒だったと思います。分類はハイランドになり、グレンドロナック等と一緒になります。ノンピートモルトを使用しているので癖が無く、万人に好まれやすいタイプのウイスキーですね。特徴は発酵させる時間が長く、甘味が強く出ているということです。

それが、インフルエンサーの1投稿で一気に爆上がりして昨年は一時期品薄、品切れ状態に陥ってしまったんですよね。以前から常飲している人達からしたら傍迷惑ではありましたが、影響力って凄いんだなぁ、と感じた出来事でしたね。

疑似山崎12年!?

そもそものことの発端は山崎12年がとにかく手に入り辛いので代わりになるものは、という趣旨で槍玉に挙がったぽいんですよね。なんでもハイボールにすると良く似ているとかで。まあ、オールドボトルのブレンデット辺りはヒネたらハイボールにすれば何とか飲めるようになりますし薄くなって個性が掴み難くなったんじゃないんかな?とは思いますね。取り合えず、アバフェルディ好きからしたら全くの別物です。ストレートだとハッキリわかると思います。

兎に角飲んでみるべし!!!

注いでみると熟成の若さもあってまずはエステリー感のあるツンっとした感が出ますが直ぐ、華やかな花の香りが広がります。その奥に少し麦の穀物感のある香ばしい香りが続いてきます。30分程放置しておくと空気と小慣れてきて麦の香ばしさが甘く変化してハチミツのような香りに変化します。

この甘さが何とも言えない魅力なんですよね

これは、ハイランドパークにも見られた現象なのですが内陸系ピート香の草っぽい奥に花の蜜があるやつですね。飲んでみると甘さより香ばしさが全面に出てきますね、ムギムギしいです。香ばしさの奥に仄かな甘みが感じられて、以前投稿したグレンアルバとはまた違った素朴さがあります。グレンアルバはまるでベッコウ飴などの甘ーい蜜を感じましたがアバフェルディはクラッカーのような乾いたビスケットの様相を感じられました。

また、ハイボールにしてみるとその方向性は変わらず出ており、意外と炭酸で希釈しても伸びが良い為しっかりとした飲みごたえがあります、どちらも、お勧めの飲み方ですよ。今回、話題になっていたので私は元々推しの銘柄だという思いで投稿しましたが何れ、山崎12年もレビューして比較できるようにしようとは思っております。

アバフェルディ21年 40°
Aberfeldy 21-year-old 40%
香り:A
味 :A
入手:A
総合:A

さてさて、立て続けにアバフェルディのレビューを行きますよ。年末何かいいボトルが無いかなぁとや〇やをパトロールして見つけた一本です。アバフェルディ自体、12年を妻から誕生日プレゼントで貰って以来お気に入りの銘柄なんですよね。せっかく、エントリークラスとハイグレードクラスで所持出来たので垂直飲みで感想を綴っていきます。ハイグレードクラスとなると他の銘柄はかなり高額のものが羅列されますが、アバフェルディは比較的求めやすいのではないでしょうか。

正当に王道

21年と熟成が進んでおり注いだ直後からエステリー感はこなれた感じで柔らかいですね。12年がガツンと来ていたのでそこは流石に優しい飲み口に変わっております。アバフェルディ自体、酒質は軽くなくミドルボディ~フルボディの中間位で少しだけこってりしている感じです。そこらへんがハチミツのニュアンスをより引き出しているのでしょうか。

グラスに鼻を近づけるとハッキリと甘いハチミツ感が現れます。12年は花のニュアンスが強かったのに比べ熟成が進み、より原酒のムギムギしさが表に出てとろみのある香りに増していました。とても、うっとりする香りですね、少し置いておくと奥に草のニュアンスが出るのですがそれは12年と同じでアルコールの揮発で液体そのものの味が強まったからと思われます。

因みにですが、グレンリベットで長らく放置してしまった時毟った雑草の香が出てしまって飲めたものではなかったので、香りを引き出すにしても放置は程々が良いかと思われますね。良く、いい酒は飲み終わって翌日の空いたグラスからもいい香りがするといいますがほとんどの場合、香りは抜けてますもんね。味は素晴らしいですね。

真っすぐに12年をそのまま濃くした味わいです。麦芽入りクラッカーそのものじゃないですかね、又は焼きたてクッキーにメープルシロップ掛けって感じです。とても、美味しいですね、ストレートでツーツーいってしまいます。よく、オフィシャルボトルだとグレードが上がると原酒構成が変わるものが多く、グレンリベットやハイランドパーク、スプリングバンクなどはエントリークラスの10年12年はバーボン系の樽構成がメインに対し、ミドルレンジの15年18年からはシェリー樽の構成比率が上がってくるものなのですが、アバフェルディは余り、構成が変わらずよりハッキリ、より濃くハウススタイルが感じられる構成なのだと思いましたね。

正統にバージョンアップした感じです

まさに、ハチミツ全開です。ここまでくると独自のスタイル、フレーバーですのでジャパニーズウイスキーの類似点は皆無じゃないでしょうか。まあ、同じ大麦酒である事には変わり有りませんが、、、今回はまだストレートのみでしか試していないのでロック、ハイボールにチャレンジ次第更新していこうと思います。

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